DNCシステムのネットワーク化にともない、加工現場での自動化、省力化を推進するツ-ルとして「NCデータ機種変換」が効果を発揮します。
「NCデータ機種変換」は、従来、CAM側で工作機械ごとにポスト対応していたNCデータの作成手順を、できるかぎり機種に依存しない形式で一本化(標準化)しておき、加工現場のオペレータの操作により、加工直前に目的の工作機械に合ったNCデータを自動作成します。
Gコード、Mコード、工具交換シーケンスなどを自動変換し、最終加工データを作成します。

▲「NCデータ機種変換」によるNCデータの自動変換
あらかじめ設定された変換パラメータに基づいて、最低限の問い合わせ(もしくは問い合わせなし)で、NCデータを一括自動変換します。オペレータの操作負担は殆どありません。
まず、NCデータが自動解析されて、変換対象部分のみ表形式で表示されます。オペレータは、変換したい部分をプルダウンメニューや数値入力等で指示するだけで、状況に応じたNCデータを作成することができます。
直接NCデータを編集する場合に比べて、変換すべき部分のみが表形式で表示されるので、的確な指示を最低限の操作で行うことができます。
変換後、DNCによる送信を自動連動します。DNC送信後に不要となったワークデータは、自動削除します。
| ■コード変換 | |
| Gコード変換 | 座標原点の変換 |
|---|---|
| Mコード変換 | クーラント、ミラーリング等の変換 |
| S,Fコード変換 | 回転、送りの変換。工作機械側の有効範囲をチェックし、最大値の自動設定も可能 |
| O番号変換 | メモリ入力用に自動ナンバリングや削除等 |
| 工具交換シーケンス変換 | T, D, Hの割付けや、スケジュール運転時の工具交換シーケンスの自動挿入等 |
| キーワード変換 | もともとのNCデータ中に特殊なキーワードを含ませておき、工作機械に合わせて自動変換させる |
| データサーバ向け変換 | ネットワーク対応の工作機械向けNCデータも作成可能。変換後、NC機側にネットワーク転送も可。 |

▲対話型表変換によって簡単な操作で的確な指示が可能
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