工場内のネットワーク化や情報の共有は、DNCシステム運用上の重要なポイントです。
ネットワーク化の推進
ネットワーク対応の工作機械が増える中で、従来のRS232Cしか対応していない工作機械も簡単に工場内のネットワークを利用してDNC送信することができます。
ネットワーク化のために、工作機械側にLAN・シリアル変換器(NPortサーバ)を配置します。

▲NPortサーバを配置したLAN型ネットワーク
ネットワーク化のメリット
- DNC専用の配線が必要なくなり、LANに統合できます。
- DNC本体から工作機械までがLAN化されるので、RS-232Cの配線は非常に短くなります。
- パソコン、機械設備の配置、移設の自由度が増します。
- NPortサーバを使うことにより、将来を見据えた拡張性とコストパフォーマンスの優れたDNCシステムの構築が可能になります。
- 無線LANを使えば、レイアウト変更の多い生産ラインでも配線費用がかかりません。
障害対策
- NPortサーバはマルチホスト対応なので、DNC本体を複数設定しておくことができます。
何らかの障害でメインのDNCが停止しても、即時にバックアップ用のDNCに切り換えてDNC運転を継続することができます。
弊社では、DNCシステムの導入とあわせて、工場内ネットワーク化の推進のお手伝いをいたします。 設計部門や製造部門に関わるデータのネットワーク化を中心に、工場内の情報インフラ整備、稼動後の運用メンテナンスをトータルでサポートします。
DNCサーバによる情報の共有
工場内で利用されるCAD/CAMシステム、ビューワシステム、工具管理システム、DNCシステムなどは、一般的にサーバを利用して情報の共有が図られています。
DNC専用サーバを導入して加工情報の一元管理、情報の共有を実現すれば、DNCシステムのフォルダ検索や、ファイル一覧機能を使っての効率よいデータ管理が可能となります。
DNCファイル管理機能
- フォルダ検索機能で、目的のフォルダをすばやく検索してファイルの一覧ができます。
- ファイルの検索機能で、ワイルドカード方式に加えて、特定の検索方法をメニュー登録
できます。
- NCデータについては、ファイルの内容を解析して、O番号やコメント文を自動表示します。
- NCデータ以外については、誤ってDNC送信してしまうことを回避できます。
- 一覧メニューで、特定のアプリケーションを自由に登録して起動することができます。
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